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春日伴城窯跡出土 緑釉陶器大椀

この夏、春日の緑釉陶器関連のイベントが2箇所で開催されます。

まずは先に案内させていただきました水口歴史民俗資料館での企画展
『平安朝の近江ブランド─水口丘陵の緑釉陶器生産』7月23日(土)~8月31日(水)
http://www.city.koka.shiga.jp/sec/bunkazai/heiancho110709.php
写真の春日伴城窯跡出土 緑釉陶器大椀も展示される予定です。

もうひとつは7月24日(日)滋賀県立安土城考古博物館でのイベント
埋蔵文化財整理調査成果報告会『あの遺跡は今! Part13』
http://www.shiga-bunkazai.jp/event/anoiseki.htmlの中で
整理調査成果中間報告会があり、春日北遺跡の土器が採り上げられる模様です。開催は当日の13:00~14:30となっています。チラシ(PDF)はクリック!

夏休みの自由研究にいかがでしょうか?!
養津喰池(よづく)

どうしてこんな名前がつけられたのか?見当も付きませんが、“養津喰池(よづく)”と呼ばれているため池です。春日の交差点を西へ少し行った道路脇にあります。

昔はひっそりとしたため池でしたが、春日竜王線が開通し堤の脇を県道が通るようになって以来、外来魚が放たれ時々釣りをされている方がいらっしゃいます(魚釣りは禁止です)。写真を撮ったときも水面に魚影とすっぽん?数匹が確認できました。
れんげ畑の向こうに水口丘陵を望む

春日のお隣、蒲生町の田んぼ一面にれんげが咲いていました。かつてはどこの田んぼでもこんな光景がみられました。れんげは自然に生えてくるのではなく、肥料とする為、または雑草を防ぐために種を蒔いて生やしています。かつては春の田んぼの風物詩でしたが、田植えの時期が早まった事で花が咲き種が育つ時期まで田を寝かして置けないこと、農業機械に絡みつくこと、代用となる効果的な農薬が普及した事から次第に見なくなりました。

この写真、れんげ畑の向こうにこんもりとした森に覆われた小高い丘が見えます。これが古代の琵琶湖の湖底が隆起して生まれた水口丘陵で、この中に春日があります。普段暮らしているとそんな実感はありませんが、すこし離れて眺めてみると私たちの暮らす春日は平地からは一段高い森の中にある事がよく解ります。
麦の穂

“かすがの郷”の周囲に今年“麦”が植えられている理由、それはこのエリアが今年の“転作田”であるためです。“転作田”とは、米以外の作物を植えている田んぼを指します。お米の消費が減り、生産量を調整するために国が定めている減反政策に対応するため、毎年お米を作れる田んぼの面積が割り当てられています。春日では全ての田んぼの約1/3に当たる面積が毎年“転作田”となっています。毎年、エリアを区切って順に“転作田”としていますので、来年はこのエリアは田んぼに戻ります。
で、その“転作田”に植えられているのが“麦”と、その収穫後に植えられる“大豆”という具合になっているのです。春日の田んぼは古琵琶湖層の粘土質の土地にあり、本来美味しい米作りに適した土地であるだけに“もったいない”気もします。
麦畑に囲まれた“かすがの郷”

ゴールデンウイーク最終日の今日、晴天にも恵まれ農産物直売所“かすがの郷”は大勢のお客様にご来店いただきました。普段からご利用いただいているご常連に混じり、中にはドライブのついでに関東からお立ち寄りいただいたお客様もいらっしゃった様で、一同感謝しております。

写真は今日の“かすがの郷”の光景です。只今、駐車場の前は青々とした麦畑。風になびく穂先がとても綺麗です。ところで、他の田んぼは今、田植えの真っ最中なのにどうしてここだけ麦が植えてあるのかご存知ですか?
 

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農産物直売所『かすがの郷』で新鮮でおいしい野菜や米を責任を持って販売させていただいております。
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